こんにちは、感性で世界をめぐる旅人、椿(ツバキ)です。
これまで国内外で700以上の地域を訪れ、心の赴くままに旅を続けてきました。
会社員として働く日々の中で、旅は私にとって心を整える時間です。
このブログでは、旅先で出会った風景や、そこから生まれた小さな気づきを綴っています。
秋の深まりを感じる頃、4泊5日で大阪と京都を巡りました。
前半は友人との大阪旅、後半はひとりで歩いた京都。夜行バスでの移動から始まった旅は、少しの緊張と期待が混じり合い、日常からそっと離れて自分のペースを取り戻すような時間になりました。
USJでの賑わいや大阪の下町の景色、そして京都の紅葉と静かな夜を満喫した5日間でした。
- 旅先:旅先:大阪/ 京都
- 行き方:新宿バスタ → 夜行バスで大阪へ(早朝着)、帰りは新幹線で京都→東京
- 訪れた場所:新世界、通天閣周辺、お好み焼き店、レトロ喫茶、大阪城、大仙古墳(仁徳天皇陵古墳)、USJ、嵐山、渡月橋、竹林の小径、東寺ライトアップ(秋季)
- 旅の時期:11月上旬(昼は薄手の上着で快適。夜の京都はストールがあると安心)
- 所要時間:4泊5日
【1日目】夜行バスで大阪へ向かう
旅の始まりは深夜前の新宿バスタから。久しぶりの夜行バスでの移動で、うまく眠れるかどうか少し緊張していました。
シートに腰を落ち着けたものの、車内は薄暗く、周囲の気配を感じながらの浅い眠りが続きました。
それでも、時々目を覚ましながら夜の高速を進む感覚は、ある意味で夜行バスならではの体験だと感じます。
明け方、USJ前に到着しました。寝不足とワクワクが混在しながら、旅がスタートです。
【2日目】初めてのUSJで過ごす一日
到着して少し休憩したあと、この日のメインであるUSJへ向かいました。
訪れるのは初めてで、エントランスに足を踏み入れるだけで胸が高鳴りました。
園内はすでに多くの人で賑わっており、テーマパーク独特の高揚感があたり一面に漂っていました。
はじめにミニオン・ハチャメチャ・ライドへ。少し酔いそうになりましたが笑、とても楽しかったです。

続いてジョーズへ。こちらは激しい乗り物ではないので、先ほどの酔い覚ましも兼ねて。
私自身が絶叫系や浮遊系を乗れないので、アトラクションが限られてしまいましたが、それでも十分に楽しむことができました!
たくさんのアトラクションを制覇するというより、その場に流れる空気を味わいながら過ごす時間に重きを置き、園内をゆっくり歩きました。
ショップではスヌーピーのグッズを購入。
夕方に近づくにつれて疲れが出てきたため、無理をせず早めにパークを出ることにしました。
夜行バス移動の疲労が残っていたこともあり、早めの判断が結果的に翌日を快適に過ごす助けになったと思います。(体力の低下を感じました。笑)
【2日目 夜】大阪市内のホテルへ
この日の宿泊は友人と二人で予約していた大阪市内のホテルでした。客室に入った瞬間、ベッドがダブルであることに気づき、思わず笑ってしまいました。
ツインだと思い込んでいたので、申し訳なく思いながら謝りました。笑
旅先で誰かと過ごす時間は、普段とは違う距離感を感じられることがあります。
【3日目】大阪市内をのんびり散策
3日目は大阪市内をゆっくり巡る一日でした。
通天閣と新世界の街並み
まず向かったのは、通天閣のある新世界エリア。
エリア一帯にはレトロな街並みが残っており、昔ながらの看板や、色とりどりの提灯が並ぶ景色が広がっています。歩いていると、初めて訪れたはずなのに、どこか懐かしさを覚えました。

この日の昼食は、お好み焼きにしました。自分で焼くスタイルのお店だったため、焼き上がるまでの過程が楽しく、旅先での思い出の一つになりました。
新世界は、人々が日常を過ごす空気の中に観光客の足取りが溶け込んでいて、独特の活気があります。地元の人が行き交う商店街の風景や、店先から漂う香ばしい匂い、そして遠くにそびえる通天閣の姿が、街の個性をしっかりと表現していました。
通天閣には登りませんでしたが、塔の足元を歩きながら周辺の店を覗いたり、写真を撮ったり、ゆっくり散策するだけでも十分に楽しめました。
歩いていると、チェーン店が少なく、個人で経営されている喫茶店が目立ちました。
昔ながらの喫茶文化が今も残っている地域のようで、外観に味わいのある看板やショーケースの食品サンプルが並び、つい足を止めてしまいます。
ミルクセーキやミックスジュースが有名な店が多いと聞き、休憩がてら立ち寄ってみました。
甘さは控えめで、どこか優しい味わいがあり、レトロな空間でひと息つく時間は旅の流れを穏やかにしてくれました。喫茶店の落ち着いた雰囲気に包まれながら過ごす時間は、新世界エリアならではの魅力だと感じます。
大阪城で歴史に触れる
次に大阪城へ向かいました。
秋晴れの空が広がり、青空とのコントラストが美しく、遠くから眺めても存在感がありました。

城の周辺は観光客が多く、海外から訪れた人々の姿も目立ちました。
言語が入り混じる明るい空気の中を歩きながら、歴史ある建造物と現代の賑わいが自然に共存している様子を感じました。
少しずつ色づき始めた木々を眺め、散策を楽しみながら、石垣の質感や堀の水面、天守閣の装飾など、少し立ち止まって眺めてみると、当時の歴史に思いを馳せたくなる場所でもあります。
秋の空気と相まって、歩くだけでも穏やかな気持ちに戻れる時間でした。
古墳のあるエリアまで足を伸ばす
そして、以前から気になっていた大仙古墳(仁徳天皇陵古墳)にも足を伸ばしました。
大阪市内からは電車で堺市まで移動し、最寄り駅からは徒歩で向かいました。
駅を降りるとすぐに街の雰囲気が変わり、中心部の賑わいとは異なる落ち着いた住宅街が広がっていました。歴史のある土地ならではの静けさがあり、歩いているだけで時代がゆっくりと流れているように感じました。
大仙古墳は、地図で見ると鍵穴のような形をしていることが有名ですが、実際に周囲を歩くとその規模の大きさを体感できます。

緑が多く、巨大な森のように感じられるほどで、道路沿いには案内板や資料館も整備されているため、初めて訪れる人でも歩きやすい場所でした。
思っていたよりも観光客が多く、海外からの旅行者の姿もありました。
堺市は古墳群が世界遺産に登録されてから注目されていることもあり、平日でも人通りがあるようです。
とはいえ混雑しているわけではなく、静かに散策できる適度なにぎわいで、歴史遺産としての雰囲気をそのまま感じられました。
この場所は観光地というより、暮らしの延長線上に歴史が息づいているような雰囲気があり、訪れてよかったと思える場所でした。
この日の午後、友人とは現地で別行動となり、私は京都へと移動しました。ここからは一人旅が始まります。後編へ続きます。


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