【埼玉・川越】風鈴の音を追いかけて歩いた日

国内

こんにちは、感性で世界をめぐる旅人、椿(ツバキ)です。
これまで国内外で700以上の地域を訪れ、心の赴くままに旅を続けてきました。
会社員として働く日々の中で、旅は私にとって心を整える時間です。
このブログでは、旅先で出会った風景や、そこから生まれた小さな気づきを綴っています。

今回は川越のお出かけブログです。
都心から少し離れただけで、時間の流れが緩やかに感じられる場所でした。ふと息をつきたい時に向かいたくなる町です。

この日は予定を詰め込まず、気ままに歩きながら、心が惹かれる方向へと進む小さな旅をすることに。

旅のメモ
  • 旅先: 埼玉県川越市
  • 行き方: 池袋駅から東武東上線で川越駅まで約30分。本川越駅からはバスまたは徒歩
  • 訪れた場所:川越氷川神社(鯛みくじ・風鈴回廊)、蔵造りの町並み(地酒屋、カ雑貨店)
  • 旅の時期: 初夏
  • 所要時間: 日帰り(約5〜6時間)

川越氷川神社へ

電車で東武東上線、川越駅へ。ずっと行ってみたかった、川越氷川神社へと向かいます。

ホームに降りた瞬間、都会とは異なる柔らかな空気が流れている感じがしました。

恋愛成就の神様として知られる場所で、鳥居をくぐると静かな清涼感が漂い、境内の木々の隙間から差し込む光が美しく揺れていました。

ここの印象的な体験の一つが、昔からある「鯛みくじ」。

赤や金の小さな鯛が水面の上で泳ぐように並び、竿を使って釣り上げるというユニークなおみくじです。

そして、夏の川越氷川神社といえば風鈴が有名ですよね。
今は時期によって開催が異なるが、訪れた日はちょうど風鈴が飾られていて、光と風がつくる涼やかな回廊が広がっていました。

風が吹くたびに高く澄んだ音が重なり、時間がゆっくり過ぎていく感覚がありました。


蔵造りの町並み

神社をあとにして、蔵造りの町並みへ。
川越の象徴ともいえるこのエリアは、黒漆喰の重厚な建物が並び、どこを切り取っても絵になるような景観が続いています。

通りに並ぶ店は、雑貨店、甘味処、お酒を扱う店などさまざま。
お酒の専門店の前を通ると、地元の酒蔵のボトルが整然と並び、色とりどりのラベルが美しかったです。

試飲ができる場所もあり、昼間から一杯だけ味わう贅沢は、旅の日だからこそ許される幸せです^^


小旅行がくれたささやかな贈り物

私がいったのは午後でしたが、夕方に近づくにつれ、町はさらに穏やかさを増していきました。
日中よりも少し柔らかい光が蔵の壁に当たり、影が長くなりはじめる時間帯は、旅先でしか味わえない贅沢な瞬間。

観光地として賑わう場所ではあるけれど、ふと静かな場面に出会えるのが川越の魅力だと思います。

わざわざ遠くまで行かなくても、こうして電車に乗って数十分の場所に、自分の感性がほどけるような旅時間があります。

また桜の季節や、秋の紅葉の季節など、季節を変えて訪れたいです。

日々の中で少しだけ迷ったり、気持ちが揺らぐ時こそ、こういう一時を大切にしたいと感じました。

SNSでも、旅のなかで感じたことを自由に発信しています。
写真や映像、言葉を通して、心が動いた瞬間を共有しているので、フォローして繋がってくれたら嬉しいです^^

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