【台湾・台北】3泊4日九份と十分を巡る旅

アジア

こんにちは、椿(ツバキ)です。
感性の赴くままに旅をしながら、日常の中にある美しい瞬間を見つめています。
今回の旅の舞台は、台湾。
ずっと行ってみたかった「十分のランタン上げ」と「九份の街並み」を中心に、二日間の小さな旅をしてきました。
短い滞在でしたが、光と香り、音と人の温かさが心に深く残る時間となりました。

東京から台湾へ

直行便で、台湾へ向かいます。JAL便を利用しました。

海外旅行の1つの楽しみでもある、機内食。今回も美味しかった^^

機内食

台湾には夜に到着しました。そのままタクシーでホテルに向かい、この日は疲れを取るため就寝。

宿泊:

台北市内の中心部にある「晶華酒店」に宿泊しました。


外観はモダンでありながら、ロビーには温かみのある照明と植物が飾られており、落ち着いた雰囲気。
お部屋もとても綺麗でした。

台湾のホテル

館内周辺にはスーパーマーケット、足つぼマッサージ、ドクターフィッシュのコーナーまでそろっており、まるで小さな街のようでした。

一日目:十分のランタン体験

ホテルから市街地へ向かうのに、あらかじめ予約していたタクシーに乗り込みました。
今回は観光地をいくつか効率よく回れるように、1日チャーターのプランを選びました。
運転手さんは日本語が少し話せて、要所要所でおすすめスポットや写真映えする角度を教えてくれるなど、とても親切。
車内ではゆったりとした台湾のラジオが流れ、異国に来た実感が少しずつ湧いてきました。

最初に向かったのは、ランタン上げで有名な十分(シーフェン)
線路のすぐ脇に小さな店が並び、空にはいくつものランタンがゆっくりと浮かんでいきます。
店先では筆と墨が用意されていて、四面のランタンに自分の願いごとを書くのが習わしです。
「健康」「挑戦」「笑顔」「感謝」。

今回は、家族四人での旅行だったので一人一面ずつ書いていきました。

ランタン

ランタンに火を灯すと、柔らかなオレンジ色の光がゆっくりと膨らみ、温かな風を受けて空へ舞い上がっていきました。

ランタン


台湾の空に、たくさんの人の願いが浮かび上がる光景はとても素敵でした!


夕方に十分から九份へ

ランタン上げを終え、次に向かったのは山あいの町九份(きゅうふん)
もともとは金鉱で栄えた場所だそうで、今では観光地として多くの人が訪れています。
九份に着くころには、少しずつ夕暮れが近づいていました。
石畳の坂道を上ると、左右には所狭しと屋台や雑貨屋が並び、どこからともなく香ばしい匂いが漂ってきます。


台湾風のソーセージ、胡椒餅、甘い芋団子もたくさんありました。

坂の途中でふと見上げると、赤い提灯があちこちに吊るされていました。
夕暮れの柔らかな光の中、提灯の赤が少しずつ灯り始める様子は、まさに「千と千尋の神隠しの舞台になった場所」。
実際にこの場に立つと、確かにどこか懐かしく、非日常と現実の境が曖昧になるような不思議な空気があります。

坂を登りきったところで、古いお茶屋さんに入りました。
店内には木の香りが漂い、窓際の席からは海まで見渡せます。
店員さんが丁寧に茶葉を蒸らし、湯気とともに広がる台湾茶の香りが、旅の疲れをやさしくほぐしてくれました。

九份の茶屋


何種類もの茶器を使いながら、ゆっくりと味を変えていくお茶の時間にとても癒されました。
お茶屋さんで日が暮れる風景を見ながら、日没を待ちます。

夜になると、九份の町全体が光に包まれます。
石畳の道の両脇に並ぶ赤い提灯は、まるで幻想的な世界が広がっていました。

提灯

素敵な光景を堪能して、ホテルに戻ります。

二日目:忠烈祠と龍山寺へ

翌日は少し早めに出発して、台北郊外の忠烈祠(ちゅうれつし)へ。
ここは戦没者を祀る場所で、衛兵交代式が観光の名所になっています。

兵隊


真っ白な制服に身を包んだ兵士たちが、一糸乱れぬ動きで行進する姿は、まるで儀式のような美しさ。
音ひとつしない静寂の中で、かかとが地面を打つ音だけが響き渡ります。
その厳粛な空気に包まれると、自然と背筋が伸び、言葉を交わすのもためらわれるほどでした。

その後に訪れたのは、台北の象徴とも言える龍山寺(りゅうざんじ)
色鮮やかな彫刻と装飾がほどこされた門をくぐると、線香の香りが漂い、祈りを捧げる人々の姿が見えます。

龍山寺


老若男女が静かに手を合わせ、願いを込める姿はどこか日本の寺院とも通じるものがありました。
私も少しの時間、目を閉じて家族の健康とこれからの挑戦を祈りました。

昼食とショッピング

午後は、新しくできたショッピングモールへ。
外観はガラス張りで近代的、館内にはセンスの良い雑貨店やカフェが並び、まるで東京の表参道のような雰囲気でした。笑

ショッピングセンター


近くの雑貨店では、茶器やハンドメイドのアクセサリーも販売されており、旅の記念に小さな茶缶を購入。昼食は近くにあったお店で、名物の小籠包を注文しました。

夕方の便で帰国するのに、荷物を取って空港へ向かいます。


旅を終えて

短い3日間でしたが、台湾は人の温かさが際立つ国でした。
タクシーの運転手さんのやさしい笑顔や、九份で道を教えてくれた人々。
どの瞬間も、どこか懐かしく、温かい空間でした。

次に台湾を訪れるときは、台南の方に足を伸ばしてみたり、夜市をゆっくり歩きながらその地域を楽しみたいです。

SNSでも、旅のなかで感じたことを自由に発信しています。
写真や映像、言葉を通して、心が動いた瞬間を共有しているので、フォローして繋がってくれたら嬉しいです^^

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