【東京・高尾山】ロープウェーで行く、初夏の穏やかな山歩き

国内

こんにちは、感性で世界をめぐる旅人、椿(ツバキ)です。
これまで国内外で700以上の地域を訪れ、心の赴くままに旅を続けてきました。
会社員として働く日々の中で、旅は私にとって心を整える時間です。
このブログでは、旅先で出会った風景や、そこから生まれた小さな気づきを綴っています。

何度か名前は聞いていたけれど、実際に訪れるのは今回が初めて。
「都会から近いのに、自然が豊かで癒される」と聞いていた通り、想像以上に穏やかな空気が流れていました。

平日、静かな登山日和

訪れたのは5月の平日。
紅葉や桜の季節を避けたこともあり、観光客は少なめで、静かに山を楽しめました。
朝、電車で最寄りの高尾山口駅に到着。

駅の木のデザインがとても素敵で、綺麗でびっくりしました。


駅を出るとすぐに緑が広がり、空気が少しひんやりしていて、気持ちが引き締まります。

駅前の商店街にはおみやげ屋さんや食べ歩きスポットが並んでいて、登山前からわくわく。
まずは名物の「三福だんご」を頬ばりました。笑


香ばしく焼けた醤油の香りと、もちもちの食感。
一口食べるだけで、これから始まる小さな冒険にエネルギーをもらえるようでした。

ロープウェーで、空の上の散歩へ

今回は、無理せずロープウェーで途中まで登るルートを選びました。
乗り場まで歩く途中にも、木漏れ日が揺れる並木道や、お茶屋さんが点在していて、すでに癒しの時間が始まっていました。

ロープウェーに乗り込むと、ゆっくりと地上が遠ざかっていきます。
下を見れば木々の間にハイキングしている人の姿、上を見れば青空の中に伸びるロープ。
5月の風が頬をなでて、少し汗ばんだ肌をやさしく冷ましてくれました。

山頂に向かう途中には、茶屋や休憩所がいくつもあり、どこも風通しがよくて心地いい場所ばかり。
登るというより、散歩をしているような感覚で、自然と深呼吸が増えていきました。

緑と鳥の声に包まれて

途中の木々は、新緑がいちばん美しい季節。
葉のひとつひとつが光を透かして、まるで森の中にいながら光のトンネルを歩いているようでした。
道の脇では野草の花が咲いていて、ときどき鳥のさえずりも聞こえてきます。
都会での慌ただしい日々を一瞬忘れさせてくれるような、穏やかな時間でした。

途中で立ち寄った茶屋では、冷たい甘酒を注文。
木のベンチに腰掛けて、風を感じながらゆっくり飲む時間が、なんとも贅沢でした。

山頂での小さな発見

山頂まではロープウェーを使ったこともあり、思ったよりもあっという間に到着しました。
高尾山の山頂は小さな広場のようになっていて、ベンチやテーブルも多く、景色を眺めながらお弁当を広げている人も。
私も持ってきたおにぎりを食べながら、遠くに見える山々と、うっすらと霞む街並みを眺めていました。

平日にもかかわらず、山頂のお手洗いは少し混雑していました。
それでも、ゆったりとした時間の流れの中で過ごす時間がとても気持ちが良かったです。

帰り道は、少し足をのばして薬王院にも立ち寄りました。

帰り道のごほうび

ふもとに戻ってから、お蕎麦を食べました。

山の麓には、お蕎麦屋さんやお土産物やさんもたくさんあり、
お腹を満たしてから登山するも、下山してからお腹を満たすのもアリです。


朝よりも少し人が増えていて、登山帰りの人たちが笑顔で談笑していました。
目的地を急ぐことが当たり前になっている日常の中で、立ち止まって深呼吸をする時間が、こんなにも大切なんだと改めて思いました。

まとめ

高尾山は、アクセスの良さだけでなく、自分のペースで自然を感じられる場所だと感じました。
登山初心者でも安心して楽しめるルートが多く、途中には茶屋やベンチもあるので、無理せず登れます。
時間を少し外すだけで、人の少ない静かな時間を味わえるのも魅力です。

慌ただしい毎日の中で、心をリセットしたいとき、
遠くまで出かけなくても、都心から電車で1時間ほどで、リフレッシュできるので、

SNSでも、旅のなかで感じたことを自由に発信しています。
写真や映像、言葉を通して、心が動いた瞬間を共有しているので、フォローして繋がってくれたら嬉しいです^^

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