こんにちは、感性で世界をめぐる旅人、椿(ツバキ)です。
これまで国内外で700以上の地域を訪れ、心の赴くままに旅を続けてきました。
会社員として働く日々の中で、旅は私にとって心を整える時間です。
このブログでは、旅先で出会った風景や、そこから生まれた小さな気づきを綴っています。
今回は浅草から電車で向かった、栃木県・鬼怒川温泉の旅を記録します。
訪れたのは春先。あいにくの雨でしたが、鬼怒川の静かな流れと、宿「一心舘」で過ごす穏やかな時間が心に残る旅になりました。
- 旅先:栃木県・鬼怒川温泉
- 行き方:浅草駅から特急で約2時間。
- 宿泊先:一心舘(栃木県日光市鬼怒川温泉滝542-3)
- 訪れた場所:鬼怒川温泉街、むつみ庵、いちご狩り農園、日光東照宮
- 旅の時期:春(雨季)
- 所要時間:1泊2日
浅草から電車で、鬼怒川へ
朝、浅草駅で特急電車に乗り込みました。
都会を離れるにつれて、窓の外の景色が少しずつ緑に変わっていきます。
この景色が変わっていくのを車窓から見るのがとても好きです。
約2時間の道のりは、読書をしたり、ぼんやり外を眺めたりするのにちょうどいい時間でした。

鬼怒川温泉駅に着くと、曇り空。
漂う霧が幻想的ではありましたが、雨が強くなる前にと、駅近くのイタリアンレストランへ。
店内に案内されるまでは、駅前の足湯でのんびりして待っていました。
焼きたてのピザをいただいてお腹を満たした後、宿へ向かいます。
鬼怒川のせせらぎに包まれる「一心舘」
今回宿泊したのは、鬼怒川観光ホテルの川を挟んで向かい側にある「一心舘」。
温泉街の中心から少し離れた場所にあり、川沿いの斜面に建つ宿です。
ホテルのロビーから見える景色は迫力がありました。

入口からエレベーターで下へ降りる構造になっていて、まるで渓谷の中に包まれるような感覚を味わえます。
お部屋は和室タイプ。とても静かで、落ち着いて過ごすことができました。

夜は布団を敷いて、ただ雨音に耳を傾けながら過ごしました。
スマートフォンもテレビも置いて、
何もしないという贅沢を味わえるのが、この宿の一番の魅力です。
翌朝、「むつみ庵」で味わうぬくもりごはん
翌朝は雨も小降りになり、窓から見える鬼怒川が朝の光を映していました。
旅館の朝食は、地元の山菜や豆腐、焼き魚が並ぶやさしい和定食。
ゆっくりと朝を過ごしました。
チェックアウト後は「むつみ庵」へ。
木の香りが心地よいお店で、温かい定食をいただきました。

地元野菜の煮物やお味噌汁の味がやさしく、旅の途中でほっと一息つける場所。
この一皿の温もりが、旅の記憶の中で静かに残っていくのだと思います。
いちご狩りで過ごす、春の午後

ランチのあとはいちご狩りへ。
温室の中に入ると、甘い香りに包まれていて、入口に立った瞬間から幸せな気分になりました。
真っ赤に実ったいちごを摘んでそのまま食べると、果汁が口いっぱいに広がります。

こうして旬を味わう時間が一番好きだったりします^^
歴史を感じる日光東照宮へ
午後は少し足をのばして、日光東照宮へ向かいました。
昨日は曇天でしたが、今日は木々の間から差し込む光が美しく、雨上がりの空気が澄みきっていました。
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿や、眠り猫の彫刻など、教科書で見た風景が目の前に広がります。笑

豪華な装飾と静謐な空気が共存していて、どこか時間が止まったような感覚。
長い歴史の中で、今もなお人々の祈りが受け継がれていることを感じました。
帰り道では名物の「やきもち」と宇都宮餃子を堪能。
焼きたての香ばしい香りがたまらなく、旅の締めくくりにぴったりでした。

おわりに
鬼怒川温泉で過ごした二日間は、観光しつつも宿でのんびりと過ごせた充実した時間でした。
またいつか、晴れた日に渓谷を歩き、
夜は宿の窓辺で星を眺めながら過ごしたいです。
そう思える場所に出会えたことが、この旅のいちばんの収穫でした!
次回の旅は、晴れた鬼怒川渓谷を散策してみたいです。
SNSでも、旅のなかで感じたことを自由に発信しています。
写真や映像、言葉を通して、心が動いた瞬間を共有しているので、フォローして繋がってくれたら嬉しいです^^
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