こんにちは、感性で世界をめぐる旅人、椿(ツバキ)です。
これまで国内外で700以上の地域を訪れ、心の赴くままに旅を続けてきました。
会社員として働く日々の中で、旅は私にとって心を整える時間です。
このブログでは、旅先で出会った風景や、そこから生まれた小さな気づきを綴っています。
3日間の大阪編を終えて、京都編スタート。
- 旅先:旅先:大阪/ 京都
- 行き方:新宿バスタ → 夜行バスで大阪へ(早朝着)、帰りは新幹線で京都→東京
- 訪れた場所:新世界、通天閣周辺、お好み焼き店、レトロ喫茶、大阪城、大仙古墳(仁徳天皇陵古墳)、USJ、嵐山、渡月橋、竹林の小径、東寺ライトアップ(秋季)
- 旅の時期:11月上旬(昼は薄手の上着で快適。夜の京都はストールがあると安心)
- 所要時間:4泊5日
【4日目】秋の京都へ。渡月橋と嵐山を歩く
向かったのは嵐山でした。
秋が深まり始めた季節の嵐山は、ほんのりと色づく木々が優しく風に揺れ、渡月橋から眺める山々はほのかに紅葉が始まっており、秋を感じました。
川の流れは静かで、耳を澄ませると水の音が遠くから聞こえてくる程度です。
観光客の声も大きく響かず、全体的に落ち着いた雰囲気が漂っていました。
嵐山では、竹林の散歩道にも足を運びました。背の高い竹が空に向かってまっすぐ伸びており、とても素敵な光景でした。

季節や時間帯によっては混雑しやすい場所ですが、この日は比較的落ち着いていて、ゆっくりと歩くことができました。
立ち止まって竹の隙間から空を見上げたり、まっすぐ伸びる竹の列を眺めたり、ひとつひとつの景色を丁寧に味わう余裕がありました。
さらに、竹林の小径から少し外れた場所にある小さな庭園や、竹が密集して生い茂るエリアにも立ち寄りました。
観光地として有名な場所でありながら、自然が作り出す静かな時間をこんなに近くで感じられることに驚きました。
嵐山の自然は、華やかな紅葉のピークとはまた違い、色づき始めの柔らかな空気が魅力的でした。季節の変わり目ならではの淡い景色が広がっていて、訪れて良かったと心から思える場所でした。
【4日目 夜】東寺のライトアップへ
夕方に京都駅周辺へ戻り、体を少し休めてから夜の東寺へ向かいました。
東寺では毎年、秋の紅葉シーズンに合わせてライトアップが行われており、おおよそ11月上旬から12月上旬までが開催期間となっています。
私が訪れたのは11月のはじめで、夜の空気が少し冷たく感じられる頃でした。
東寺の夜景は、紅葉と伽藍が光に照らされる幻想的な景色が特徴です。
入り口を抜けた瞬間、昼の京都とは全く異なる静かな世界が広がっていました。木々の間から広がる光のグラデーションが美しく、紅葉の赤や橙が夜の闇に浮かび上がる姿は、息をのむほどの迫力があります。

特に印象的だったのは、五重塔が池の水面に映り込む光景でした。
塔そのものの堂々とした姿に加え、揺れる水面に映る影が夜風に合わせてわずかにゆらぎ、その静かな揺らめきがより一層神秘的な雰囲気を作り出していました。
境内は観光客が多い時期ではありますが、ライトアップされた空間には自然と人々の声が控えめになり、落ち着いた雰囲気が漂います。
昼の京都は華やかで活気がありますが、夜の京都は穏やかで、どこか凛とした趣があります。
光に照らされた紅葉の色づき方や、建物の陰影の濃さは、秋の京都ならではの美しさです。ゆっくりと歩きながら、時間が少しだけゆっくり進んでいるような感覚になりました。
【5日目】旅の締めくくり
最終日は京都市内をゆっくり散策してから帰路に向かいました。
大阪の賑わいと京都の静けさ、そのどちらも体感した今回の旅は、移動が多かったものの、その分だけ景色の変化を楽しめる時間になりました。
旅の前半は友達との時間が中心で、笑いながら歩いたUSJやホテルでの出来事が思い出になりました。後半の一人旅では、自分のペースで歩く心地よさや、秋の京都が持つ落ち着いた空気に触れることができました。
日常から少し離れ、新しい景色に触れることで、心の中の余白が少しだけ広がったように思います。また季節を変えて訪れたいと感じる旅でした。
SNSでも、旅のなかで感じたことを自由に発信しています。
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