【上田・松本・長野】信州をめぐる癒しの旅。

信州松本城 国内

こんにちは、感性で世界をめぐる旅人、椿(ツバキ)です。
これまで国内外で700以上の地域を訪れ、心の赴くままに旅を続けてきました。
会社員として働く日々の中で、旅は私にとって心を整える時間です。
このブログでは、旅先で出会った風景や、そこから生まれた小さな気づきを綴っています。


今回は、長野県の上田・松本・長野をめぐる旅。
温泉と城と歴史ある街並みを通して、「日本の時間」をゆっくり味わうことができた旅でした。

旅のメモ
  • 旅先:長野県(上田・長野・松本)
  • 行き方:東京駅から北陸新幹線で上田駅へ(約1時間30分)
    上田観光後、しなの鉄道とJRで長野駅へ移動(約40分)
    翌日、特急しなの号または普通列車で松本へ(約1時間)
  • 訪れた場所:上田城跡公園、善光寺、松本城、いむらや(長野市門前町の老舗中華食堂)
  • 旅の時期:冬(2月頃)
  • 所要時間:1泊2日(上田観光→長野宿泊→松本観光の流れ)

上田で始まる旅

朝の新幹線で東京を出て、午前中に上田へ到着しました。
駅前は整然としていて、地方都市らしい穏やかさがあります。

上田で乗車した電車

まず向かったのは「上田城跡公園」。
真田昌幸が築いた城として知られ、今は桜や紅葉の名所にもなっています。

上田城跡公園

園内を歩くと、城壁や堀の形が当時のまま残っており、戦国時代の名残を感じました。
天守は現存しませんが、東虎口櫓門などが再建され、当時の姿を想像しながら散策できます。
堀沿いを歩くと、鴨がゆっくり泳いでいて、これもまた風情を感じました。

こんなに大きなモニュメントもありました。

上田城跡内のモニュメント

昼は駅近くのカフェで軽く食事を取り、街を少し歩きます。
小さな商店街や老舗の味噌店、地元の菓子屋など、どこも落ち着いた雰囲気でした。
人の流れがゆるやかで、観光地というより暮らしの延長にある街という印象を受けました。

善光寺門前の宿「清水屋」

午後は電車で長野市へ移動。
宿は善光寺門前にある「清水屋」さんです。
周囲には古い町家が並び、門前町の落ち着いた空気が漂っていました。

建物は木造の伝統的な造りで、玄関を入ると木の香りが広がってきました。
装飾は控えめで、全体に清潔感があり、
過度な演出がない分、建物そのものの風合いがよく伝わってきます。

お部屋は和室で、清潔感があり綺麗でした。

旅館

夕食は地元食材を中心とした和食。
素朴ながら丁寧な味付けでした。

地元の食材を使った夕食


特別な料理ではないが、土地のものをそのまま味わうような献立が好きです。
食後はお風呂で体を温め、早めに就寝。


善光寺と「いむらや」の昼食

翌朝は少し早く起き、善光寺まで歩きました。
宿から参道まではわずか数分。
まだ観光客の少ない時間帯で、冷たい空気の中に線香の香りが漂っていました。

善光寺は、参道が栄えていて甘酒やお焼きも置いていました。

参道

本堂は想像以上に大きく、屋根の重厚さが印象的でした。
境内の石畳をゆっくり歩くと、信州の中心にある寺としての静かな威厳が伝わってきます。
参拝を終えた後、お戒壇めぐりを体験。
暗闇の中を手探りで進むと、足音だけが響き、自然と呼吸が深くなります。
形式的な観光ではなく、心を落ち着ける時間として印象に残理ました。

善光寺

参拝後は門前通りにある老舗「いむらや」へ。
名物のあんかけ焼きそばを注文しました。


香ばしい麺にとろみのあるあんが絡み、寒い季節にちょうどよかったです。
すごく量が多くて、大満足でした。


松本へ移動

午後は電車で松本へ向かいます。
上田や長野と比べると、松本の街は少し洗練された雰囲気がありました。
駅前から伸びる大通りを歩くと、カフェや雑貨店が並び、観光客の姿も多くみられました。

目的地は「松本城」。
黒と白のコントラストが美しい五重六階の天守で、国宝に指定されているそうです。
近くまで行くと、堀に映る天守の姿が印象的でした。
天守の横には小天守があり、遠くから見ると大小二つの城が並んでいるように見えます。

松本天守閣

内部の階段は急で、当時の造りをそのまま残しています。
少し登るのが大変でしたが、最上階からは北アルプスの山並みが望めました。

天守閣の上から見た景色

旅を終えて

今回の旅では、観光地を巡りながらも、それぞれの土地に異なる表情がありながら、どこか一貫した穏やかさを感じました。
上田では城跡に残る時代の記憶、長野では門前町の落ち着いた暮らし、
松本では城下町の誇りと整然とした街並み。

派手な観光よりも、丁寧に歩き、ゆっくりと時間を味わう旅でした。
旅を終えて、特別な出来事があったわけではないですが、とても満たされた旅になりました。

信州の三都市をめぐるこの旅は、流れる時間を感じた旅だったと思います^^

SNSでも、旅のなかで感じたことを自由に発信しています。
写真や映像、言葉を通して、心が動いた瞬間を共有しているので、フォローして繋がってくれたら嬉しいです^^

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